発達2児と定型2児。4児の母のつれづれ

4児の母です。子どもたちをどう伸ばすか、育てるとはどういうことか、つれづれなるままに書き綴ります。長男・高専2年(書字障害、のび太)、長女・中3(不安気質な定型、出来杉)、次女・中1(コミュ力高く、情緒安定しまくり定型。ドラミ)、次男・小3(支援級、知的なしASD、バケラッタ)。

中3受験生、龍安寺石庭になる

中3長女、内申ほぼオール5という、なかなかのドラミちゃん系女子なのですが、生来の不安気質を抱えていて、何かと不安になる女子なのです。

 

例えば、

「数学できない、どうしよう」(8割正解)

「明日の英語のスピーキング、やばい」(発音きれい)

など、枚挙にいとまがないです。なぜにそんなに不安になって短所を見つけだせるのか・・・なかなかの短所発見名人っぷり。

悩みは夜中10時くらいから、言い始めるのもお約束。母、待ってました、とひたすら傾聴したり、アドバイスをするわけです。

 

不安気質は、もう気質なので、生涯付き合うしかなく、うまくやっていかなくてはならないのですが、3年生を前に

 

「私、塾に行ってないから、できないんだ⤵️」

「塾に行けば、もっとできるはず⤵️」

 

と、塾に行けばタラレバ発言が増えてきました。

 

はい、塾に行かせてなかったんです。しかも、通信教育もせず。

長女の調査では、クラスのほとんどが塾に通っているとかで、さすがに探して通うことにしました。

 

課金スタートです!

バサバサバサ(お札が飛ぶ……)

 

が、しかし!!

いざ、通ってみると、あれ不思議。

 

いろんな学校の課題ややりたいことをする時間がなくなり、疲れ気味で風邪を引いたり、体調不良で学校を欠席したり……なんだか本末転倒になりました。

 

そう!

 

長女は、何でも風呂敷を広げてしまったら、ダメなタイプなのです。一つのこと(特に学校の何か)に真剣に取り組んで、考えを深めて、成長するタイプなんです(知ってたけどさ)。

 

本人も気付いていて、これはだめだと言い始めました。

そして、何度も話し合い、塾や通信教育は、すべて退会することにしました。

 

長女は、龍安寺石庭なのです!!(長女、修学旅行に行ったばかり)

平安時代あたりから池に島やら橋やらと複雑な庭へと進化し、周り回って、室町時代にシンプルに戻る・・・。

まさに、長女は、龍安寺石庭。

 

塾なし進学校という子は、必ずしも塾なしでも入学できる子ではなくて、「塾があるとキャパシティいっぱいになるから行けない子」も中にはいるのかもしれません・・・。

 

また一つ、新たな視点を、子どもから学びました。

 

長女の書き初め!