発達2児と定型2児。4児の母のつれづれ

4児の母です。子どもたちをどう伸ばすか、育てるとはどういうことか、つれづれなるままに書き綴ります。長男・高専2年(書字障害、のび太)、長女・中3(不安気質な定型、出来杉)、次女・中1(コミュ力高く、情緒安定しまくり定型。ドラミ)、次男・小3(支援級、知的なしASD、バケラッタ)。

得意なものの探し方。その芽は、年中あたりから芽生えていた

プログラミング好きの長男ですが、なぜ好きなのかを尋ねてみました。

 

プログラミングは、楽しくてしょうがない。
中学の勉強はまったく楽しくなかった。義務なのはわかるけど、一向にやる気がおこらない。なぜしなくてはならないのか、意義を見いだせない」

と返ってきました。

 

勉強は、脳が喜んでおらず、まったく動いていない

ということなのですが、これ、ASD系のお子さんがいる方には、ほんとによくわかっていただけるはずです。

脳が喜ぶ。

 

今から思うと、その、脳が喜んでいるシーンは、かなり以前から出ていました。参考になればと思い、自分の思うところを書きます。

 

  • 絵本「はしれ!たくはいびん」の宅配ルートが大好き(年中)
  • ごみ処理場の、燃焼フローが大好き(年中)
  • 新幹線のルートと停車駅、大好き(年長)
  • 加工食品の原料から仕上がるまでが、大好き(小1)
  • ルービックキューブ大好き(小3)
  • 自転車で冒険大好き(小4)
  • 迷路を書くのが大好き(小4)
  • 歴史大好き(小4)
  • 電子回路大好き(小5)

共通点、わかるでしょうか?

フローがあるものが、大好きなのです!

しかも動画的な流れでなく、静止画的な、紙の世界のフローなのです(ダンスを覚えたりは苦手)。

 

高学年あたりかな、パワーポイントの発表があったとき、説明文や感想はなく、矢印のフローが多かったのを思い出しました。

 

彼の脳回路は、フローにしてゆくことが好きなんだと思います。

逆に、感情を文章化する回路が、弱い。

 

プログラミングもフロー

誰かが教えなくとも、勝手にプログラミングを学んでゆくのは、かなり以前から基礎・土台があってのことだったんだと思います。

最初の、宅配ルートが芽で、そこから、樹木のように、複雑なものへと対象が移り変わってきている、というイメージです。

 

得意なことを見つけたいとき、興味の対象(ルービックキューブとか)を見るのではなく、本質を見極めるとよさげなのですが、正直、ほんと、見つけるのは、なかなか難しかったです。

ただ、毎日、接していると、本人が自然にヒントを出したりしてます。

 

ですが、まず、得意なものに、引っかかることはほとんどなかったです。

一つ、挑戦させてみて、ダメだったとしても、ダメなのは、当たり前。腹をたてたり、やっぱりうちの子はできないんだ……な考えは、いけません。

 

ここ、ほんと、期待しないこと、大事です!!

 

私は、5つチャレンジして、一つヒットしたらもうけものでした。

さらに、得意に引っかからないとき、イライラしてしまうので、一つあたり1000円前後、最大5000円のコストとしていました。あまりにお金をかけすぎると、イライラするので。

 

参考になれば、と思います。