発達2児と定型2児。4児の母のつれづれ

4児の母です。子どもたちをどう伸ばすか、育てるとはどういうことか、つれづれなるままに書き綴ります。長男・高専2年(書字障害、のび太)、長女・中3(不安気質な定型、出来杉)、次女・中1(コミュ力高く、情緒安定しまくり定型。ドラミ)、次男・小3(支援級、知的なしASD、バケラッタ)。

会話でなく、絵本から言葉を獲得する次男

次男の過去の話です。

保育園時代は、療育園(週1・親子通園)や児童発達支援(週1)などを使って、「少しでも普通の子になれば」と、必死でした。

母である私が、病んでいたせいもあるのですが、「自分がどうにか頑張れば、伸びるかもしれない」と信じていたのもあります。

 

今から思えば、本当にそれが成長につながっていたかどうか疑問ですし、ABテストのように検証のしようがありませんが、多分、いや、直感的に、これは合っているだろう、と思うことがあります。

 

それは、

次男は、「本から言葉を獲得している」です。

保育園の帰り道、図書館があるのですが、年中と年長の2年間、結構な頻度で、絵本を読み聞かせしました。3歳のころから、本への興味が強いように感じたからです。

1日2冊~5冊、30分~1時間はしていたかもしれません。おかげで、本を読む速度が早くなりましたし、語彙力が増えました(中1レベル)。ただし、それをどういうシーンで使えばいいかとかは、社会性が低い分、アンバランスな感じです。

 

ですが、これらは、もともと本人のもっている資質ありきで、たまたま母の方向性が一致して、花開いたものと思っているのです。

母の頑張りとか、関係ないのです・・・。

 

できないものは、どうあがいても、できない。

レディネスが揃ってないと、成長しないんですよね・・・。

これを、「DNAには勝てない」とか言ってます 笑

 

療育で必死になっていたあの頃の自分に、「頑張ってできなくても、自分のせいじゃないよ」と伝えたいです。

 

年長の頃。宮沢賢治が大好きで、何度も何度も「注文の多い料理店」を読み聞かせしました。名作は、子ども心にも刺さるのだと、改めて思いました。