会話でなく、絵本から言葉を獲得する次男
次男の過去の話です。
保育園時代は、療育園(週1・親子通園)や児童発達支援(週1)などを使って、「少しでも普通の子になれば」と、必死でした。
母である私が、病んでいたせいもあるのですが、「自分がどうにか頑張れば、伸びるかもしれない」と信じていたのもあります。
今から思えば、本当にそれが成長につながっていたかどうか疑問ですし、ABテストのように検証のしようがありませんが、多分、いや、直感的に、これは合っているだろう、と思うことがあります。
それは、
次男は、「本から言葉を獲得している」です。
保育園の帰り道、図書館があるのですが、年中と年長の2年間、結構な頻度で、絵本を読み聞かせしました。3歳のころから、本への興味が強いように感じたからです。
1日2冊~5冊、30分~1時間はしていたかもしれません。おかげで、本を読む速度が早くなりましたし、語彙力が増えました(中1レベル)。ただし、それをどういうシーンで使えばいいかとかは、社会性が低い分、アンバランスな感じです。
ですが、これらは、もともと本人のもっている資質ありきで、たまたま母の方向性が一致して、花開いたものと思っているのです。
母の頑張りとか、関係ないのです・・・。
できないものは、どうあがいても、できない。
レディネスが揃ってないと、成長しないんですよね・・・。
これを、「DNAには勝てない」とか言ってます 笑
療育で必死になっていたあの頃の自分に、「頑張ってできなくても、自分のせいじゃないよ」と伝えたいです。
年長の頃。宮沢賢治が大好きで、何度も何度も「注文の多い料理店」を読み聞かせしました。名作は、子ども心にも刺さるのだと、改めて思いました。