発達2児と定型2児。4児の母のつれづれ

4児の母です。子どもたちをどう伸ばすか、育てるとはどういうことか、つれづれなるままに書き綴ります。長男・高専2年(書字障害、のび太)、長女・中3(不安気質な定型、出来杉)、次女・中1(コミュ力高く、情緒安定しまくり定型。ドラミ)、次男・小3(支援級、知的なしASD、バケラッタ)。

「クラスでの障害児の世話役、しんどかったさん」に、勇気を!

障害者ネタのヤフーコメント等で、

「昔、クラスで障害児の世話役をさせられてて、嫌だった」

というあるある話。

 

数年前のうつ病だった私は、

「そうだよね、ごめんなさい、うちの次男も世話をかけてますかねぇ・・・(テンション↓)」

と弱気な気持ちにさせるものでした。

 

ですが、はっと気づいたのです!!

 

本人が「限界です、助けてください」と他人を頼る勇気を出せないことが、本当の問題では?と。

 

これは、障害のあるお友達の問題ではなく、本人の問題では?

と思ったのです。

 

世話役となる子は、生まれつき、「しっかり者」で「心優しい子」であることが多いと思われます。

社会性もあって、情緒も安定している子です。私のような発達界隈のママが羨望の目で見てしまう、憧れる子です。

そういう子だからこそ、これをチャンスに。

(1)「これ以上、世話をできない」と自分の限界に気付いて、

(2)勇気を出して、他人に頼ること

を学ぶべきと思いました。
ほんと、これができれば、社会性がさらに伸びそうです・・・。


かつての私もそうでしたが、これを聞いたら親としては、「世話係ばかりで、自分のことができないじゃない!学習の保証は!?(怒)」と違う方向に考えたと思います。


ですが、ここは、

 

(1)自分の限界がわかるようになってエライ!と褒め、

(2)頼れる人を見つけて、頼りなさい

というアドバイスをしたらいい!と発見しました。


で、実践する機会が、先日、やってきました!!

 

次女のクラスに、そういう子がいました。

「頼られているんだよね・・・」と愚痴る次女に、アドバイス

 

すると、次女は「自分の気持ちとの付き合い方がわかったし、自分のできる範囲で、力になりたい」と一歩進みました。

頼るのが下手な次女に、頼るという勇気を学ぶ絶好の機会でした。

クラスのそのお友達の存在に感謝した瞬間でした。

 

 

インクルーシブというのは、こういうことなのかもしれません。