「クラスでの障害児の世話役、しんどかったさん」に、勇気を!
障害者ネタのヤフーコメント等で、
「昔、クラスで障害児の世話役をさせられてて、嫌だった」
というあるある話。
数年前のうつ病だった私は、
「そうだよね、ごめんなさい、うちの次男も世話をかけてますかねぇ・・・(テンション↓)」
と弱気な気持ちにさせるものでした。
ですが、はっと気づいたのです!!
本人が「限界です、助けてください」と他人を頼る勇気を出せないことが、本当の問題では?と。
これは、障害のあるお友達の問題ではなく、本人の問題では?
と思ったのです。
世話役となる子は、生まれつき、「しっかり者」で「心優しい子」であることが多いと思われます。
社会性もあって、情緒も安定している子です。私のような発達界隈のママが羨望の目で見てしまう、憧れる子です。
そういう子だからこそ、これをチャンスに。
(1)「これ以上、世話をできない」と自分の限界に気付いて、
(2)勇気を出して、他人に頼ること
を学ぶべきと思いました。
ほんと、これができれば、社会性がさらに伸びそうです・・・。
かつての私もそうでしたが、これを聞いたら親としては、「世話係ばかりで、自分のことができないじゃない!学習の保証は!?(怒)」と違う方向に考えたと思います。
ですが、ここは、
(1)自分の限界がわかるようになってエライ!と褒め、
(2)頼れる人を見つけて、頼りなさい
というアドバイスをしたらいい!と発見しました。
で、実践する機会が、先日、やってきました!!
次女のクラスに、そういう子がいました。
「頼られているんだよね・・・」と愚痴る次女に、アドバイス。
すると、次女は「自分の気持ちとの付き合い方がわかったし、自分のできる範囲で、力になりたい」と一歩進みました。
頼るのが下手な次女に、頼るという勇気を学ぶ絶好の機会でした。
クラスのそのお友達の存在に感謝した瞬間でした。
インクルーシブというのは、こういうことなのかもしれません。