道村式カードで漢字を覚える
「書いて覚える」という常識を捨て去れー!
漢字は、本当に、大変です。
何度、書いても、覚えられず。
何度、間違いを指摘しても、点が1つ多かったり、線が1本多かったりするんです。
パソコンの変換で漢字を間違えることはないので、多分、頭の中では正解しているんだと思います。
でも、日本人である以上、ある程度の漢字を書くことから逃れられない!
長男は、覚え方が違う
ずっと思っていたのは、長男は、私(定型の人)と覚え方が違うということです。
<私(定型の人)の場合>
- 何度も書いて覚える
鉛筆を使って文字を書きながら覚える - 書き順も一緒に覚える
文字を書くイメージを覚える
つまり、漢字を書きまくることで、書くイメージを覚えるのが普通の子だと思います。だから、漢字ノートの宿題があり、夏休みにも大量の漢字ノートを書かせたりするわけかと。
ちなみに、私は、ぼーっとしたときの癖なのですが、空中で指で何かを書いたりすることをしてしまいます。周りから見たら、ちょっと変な仕草。特に、英語のつづりを書くのが好き。
これは、「何度も書くことで記憶する」タイプの人だからだと思います。
ところが、書くのが苦手な長男は、そういう覚え方ができません。
<長男の場合>
- 書き順が違う
漢字を映像として覚えているから。 - ときどき点や線が多かったりする、ときどき正解している
視覚の問題で、書くときにミスをしているから。 - 「欠」が「ノ文」など、惜しい間違いが多い
覚えるときに見間違えてるから
長男に合った覚え方は、「漢字をパーツに分解して、目で覚える」こと
長男には特有の覚え方があり、それにあった学習法があると思いました。
漢字は、へんやつくりから、さらに細かく、意味あるパーツごとに分かれていて、その組み合わせで成り立っています。
その組み合わせを覚えれば、ちゃんと覚えられるんじゃないかと思ったんです。
ただ・・・!
毎日毎日、いちいち母がパーツに分けて、ノートにまとめるのも大変!!
だから、何かそうした教材はないかなぁとかねてから思っていました。
いろいろネットで探したもので出会ったのはこれ↓
「道村式漢字カード」
http://tenji-sien.net/shoucard.htm
もともと、視覚障碍者の方に向けた漢字学習の教材だったそうですが、LDの子にも十分効果がでそうな教材です。
学年ごとに色に分かれているし、習う順番に番号が振ってあるので、便利。
例えば、長男が、頻繁に1本線を入れてしまう「易」ですが。
このように、「日」、「勿」のパーツに分けてあってて、わかりやすいです。
4、5年生の漢字は、2、3年生の漢字がベースになってパーツをさらに複雑にしたものが多い印象です。
なので、「こうした教材に2、3年生の段階で出会っていれば、よかったな~」と思ったのでした。
後悔先に立たず、ですが、5年生になっても、2、3年生の漢字には何度も出くわすので、そのときに、調べて覚えればいいわけです。
送料別、郵便振り込みで6学年セットで2860円。
印刷の関係で、ちょっと割高な気もするのですが、おすすめです。
おまけ・漢字クイズをすると盛り上がります!!
道村式カード、漢字クイズにすると、盛り上がるんです。
子どもたちに、口頭で出題をして、盛り上がってます。
漢字学習を遊びにする!
遊びをしながら、目で覚えるのが、長男には一番合っていると思います。
例えば、これらの問題、何の漢字かわかりますか?!
ノ レ 点、
かたな(刀)、
かい(貝)
↓
↓
↓
貿
ム、月、ヒ、ヒ、
心
↓
↓
↓
態
大人でも、わからなくて、盛り上がります!