発達2児と定型2児。4児の母のつれづれ

4児の母です。子どもたちをどう伸ばすか、育てるとはどういうことか、つれづれなるままに書き綴ります。長男・高専2年(書字障害、のび太)、長女・中3(不安気質な定型、出来杉)、次女・中1(コミュ力高く、情緒安定しまくり定型。ドラミ)、次男・小3(支援級、知的なしASD、バケラッタ)。

母、こっそり宿題をする(左手)

苦戦した「漢字の宿題」

(3年生の頃のお話です。)

 

漢字の宿題は、本当に苦戦しました。

当時の先生が、「間違えたら、1P漢字を書いてくる」という、”何度も書いて覚えさせる”という方式だったのです。

 

もちろん、先生の方式を否定するつもりはありません。

私自身も、書いて覚える派です。普通の子は、書けば書くほど覚えらえるものだと思います。

 

でも・・・。

彼は、書いて覚えられなーい!

むしろ、苦痛。逆効果・・・。

 

当時は、こうしたことが私自身もわかっていませんでした。

頭では知ってはいるのですが、本心から理解していなかったのです。

先生にきっぱりできないと降参すればよかったのですが、それができなかった。 まだ、書字をあきらめられない自分がいました。

 

 

そこで、漢字ノートを前に困っている長男を見て、母、ひらめきました。

 

そうだ、私が左手でかこう!

 

 

母がこっそり仕上げててもええんちゃう・・・?

母がこっそり仕上げることに、抵抗はありました。

 

<抵抗してしまう理由>

・宿題ができないのも、本人の責任

・過干渉

 

 

でも、こうしたことも考えました。

・サンタクロースを信じてる年齢。いつの間にか、宿題が仕上がっていても、「長男がやったんだね」と母が言えば、「あ、宿題してたんだ~」と信じてしまいそう

・逆に、本人に母がやるところも見せてもええんちゃう?「2人の秘密」ということにしておく

・朝から、宿題を提出できない後ろめたさを、ずっと引きずって学校にいるのも、どうなのか

・その代わり、別のところで、過干渉にしないでおくのとよい

 

 

というわけで、左手で宿題をしました(笑)

 

これがなかなか難しかった!

 

・・・懐かしい思い出です。

 

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※後日、担任の先生には、左手で宿題をしたこと、こっそり伝えました。