口で伝えるより、紙で伝える方が伝わりやすい?
口頭で注意してもなかなか身につかない・・・
学校から帰ってきたらいつもカバンや通学帽が散乱します。
母「靴をそろえて」
母「帽子はハンガーにかけて」
母「水筒は、台所において」
これ、毎日、注意してるのですが、なかなか身につきません。
何度も何度もお願いしていても、治らない。
学校でも朝の準備をまったくしていなかったらしい・・・
この程度のことなら、その子の性格もあるかもしれません。
ですが、ちょっと度が過ぎてるような、シーンが多々ありました。
3年生のあるとき、学校の先生の文字でランドセルカバーにこんなことを書いた用紙が入っててびっくりしたんです(用紙は捨ててしまいました・・・)。
<学校に来たらすること>
- トイレに行く
- 宿題をだす
- ランドセルの中の教科書を机にしまう
- ランドセルをロッカーにしまう
先生、すみません・・・!
どうやら、毎朝、教科書すら机に入れずに、ぼーっとしていたらしいのです。
教科書は、授業が始まってから、我に返って、ロッカーの中のランドセルから取り出す始末・・・。
これ、授業参観でも見たので、毎日、こんな状態だったんだと思います。
そう、思い起こせば。
彼は、幼稚園でも同じようなことをしていました。
よく担任の先生から、電話がかかってきていました。
先生「朝のお仕度、なかなかしてくれないんです・・・何かいい方法はないかなと思っているのですが・・・」
私「いろいろ申し訳ございません。うちでは、何かができたら、シールを貼ったりして、ご褒美をしています」
先生「それいいですね!園でもやってみます」
と、できたのが、先生特製「おしたくがんばろう表」。
お仕度を自分でやりきったら、シールが増えてゆくという、先生の愛情がたっぷり入っている表です。
思えば、いろんなところで、ご迷惑をかけ、いろんなところで、いろんな先生の愛情を注いでいただいているんだな、と改めて思います。
口でなく、紙で伝えると伝わるもの・・・らしい
注意をしてもなかなか改善されない原因は、「口頭で伝えている」からだと思いました。
そこで、こうしてみました。
視覚で伝えたいことを伝える(紙に書いて貼りだす)
例えば、4年生のとき、明日の準備をするのも、なかなかできませんでしたので、その用紙を玄関の壁に張り出しました(紙は捨ててしまいました)。
<明日の準備>
- 鉛筆をけずる
- 筆箱と下敷きを確認する
- 教科書を入れる
- 連絡帳も入れる
- (月曜日)上履きを入れる
- (月曜日)給食袋を入れる
タイムスケジュールもなかなか身につかないので、張り出しました
お風呂や就寝など、時間によって自分から動けないこともよくあります。
子ども全般に言えてることかもしれませんが、いつも親が「お風呂に入ってね」だの「寝てね」だの言わないとなかなか動いてくれない。
でも、長男は、時間になったら自分から自然に動いてくれたためしがありません・・・。
やっぱり、1つのことに頭がいっぱいで、今、何をすべきなのかが、頭から消え去っているんだと思います。
そこで、これ。
「 時計」と「すること」を書きだしました(3年生のとき)。
ビジュアルに訴えかけます!
書きだしたとたんに、意識がゆき、視覚で伝わるのか、いろいろ守ってくれるようになりました。
伝え方を工夫すれば、伝わるんだと、親として一歩成長です!