発達2児と定型2児。4児の母のつれづれ

4児の母です。子どもたちをどう伸ばすか、育てるとはどういうことか、つれづれなるままに書き綴ります。長男・高専2年(書字障害、のび太)、長女・中3(不安気質な定型、出来杉)、次女・中1(コミュ力高く、情緒安定しまくり定型。ドラミ)、次男・小3(支援級、知的なしASD、バケラッタ)。

口で伝えるより、紙で伝える方が伝わりやすい?

口頭で注意してもなかなか身につかない・・・

学校から帰ってきたらいつもカバンや通学帽が散乱します。

 

母「靴をそろえて」

母「帽子はハンガーにかけて」

母「水筒は、台所において」

 

これ、毎日、注意してるのですが、なかなか身につきません。

何度も何度もお願いしていても、治らない。

 

 

学校でも朝の準備をまったくしていなかったらしい・・・

この程度のことなら、その子の性格もあるかもしれません。

ですが、ちょっと度が過ぎてるような、シーンが多々ありました。

 

3年生のあるとき、学校の先生の文字でランドセルカバーにこんなことを書いた用紙が入っててびっくりしたんです(用紙は捨ててしまいました・・・)。

 

<学校に来たらすること>

  • トイレに行く
  • 宿題をだす
  • ランドセルの中の教科書を机にしまう
  • ランドセルをロッカーにしまう

 

先生、すみません・・・!

どうやら、毎朝、教科書すら机に入れずに、ぼーっとしていたらしいのです。

教科書は、授業が始まってから、我に返って、ロッカーの中のランドセルから取り出す始末・・・

これ、授業参観でも見たので、毎日、こんな状態だったんだと思います。

 

 

 

そう、思い起こせば。

彼は、幼稚園でも同じようなことをしていました。

 

よく担任の先生から、電話がかかってきていました。

 

先生「朝のお仕度、なかなかしてくれないんです・・・何かいい方法はないかなと思っているのですが・・・」

私「いろいろ申し訳ございません。うちでは、何かができたら、シールを貼ったりして、ご褒美をしています」

先生「それいいですね!園でもやってみます」

 

と、できたのが、先生特製「おしたくがんばろう表」。

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お仕度を自分でやりきったら、シールが増えてゆくという、先生の愛情がたっぷり入っている表です。

 

思えば、いろんなところで、ご迷惑をかけ、いろんなところで、いろんな先生の愛情を注いでいただいているんだな、と改めて思います。

 

 

口でなく、紙で伝えると伝わるもの・・・らしい

注意をしてもなかなか改善されない原因は、「口頭で伝えている」からだと思いました。

 

そこで、こうしてみました。

視覚で伝えたいことを伝える(紙に書いて貼りだす)

 

例えば、4年生のとき、明日の準備をするのも、なかなかできませんでしたので、その用紙を玄関の壁に張り出しました(紙は捨ててしまいました)。

 

<明日の準備>

  1. 鉛筆をけずる
  2. 筆箱と下敷きを確認する
  3. 教科書を入れる
  4. 連絡帳も入れる
  5. (月曜日)上履きを入れる
  6. (月曜日)給食袋を入れる

 

 

タイムスケジュールもなかなか身につかないので、張り出しました

お風呂や就寝など、時間によって自分から動けないこともよくあります。

 

子ども全般に言えてることかもしれませんが、いつも親が「お風呂に入ってね」だの「寝てね」だの言わないとなかなか動いてくれない。

 

でも、長男は、時間になったら自分から自然に動いてくれたためしがありません・・・。

やっぱり、1つのことに頭がいっぱいで、今、何をすべきなのかが、頭から消え去っているんだと思います。

 

そこで、これ。

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「 時計」と「すること」を書きだしました(3年生のとき)。

ビジュアルに訴えかけます!

 

書きだしたとたんに、意識がゆき、視覚で伝わるのか、いろいろ守ってくれるようになりました。

 

 

伝え方を工夫すれば、伝わるんだと、親として一歩成長です!