きょうだいらの前で、思いっきり泣けない長男
きょうだいの前で泣けない長男
1年前の3月の終業式のこと。
祖母がたまたま上京してきていました。
(祖母は、遠方。新幹線で6時間かかるくらいの場所に住んでいます。)
長男、学校から帰ってくるなり、何かをぐっとこらえている様子。
どうやら、通知表にまた「◎」がなかったので、悲しいようなのです。
だけど、ここは4人きょうだい。
すぐ側には、「◎」だらけの長女(当時・小2)や、家のことをベラベラと外に漏らす口達者な次女(当時・年長)がいます。
ついでに、部屋を散らかしてばかりの「アーウー」な次男(当時・1歳)も!
長男、みんなの前で、思いっきり、泣いたり、悲しい気持ちを吐き出すことができないのです。
この大切なときに、たまたま祖母がいたことに感謝
見かねた祖母が、外に連れ出して、2人だけで「ランチ」をすることなりました。
外では泣けないけれども、愚痴は聞けるし、それに美味しい「豪華ランチ」も食べられます・・・!
私、この日は、本当に助かりました。
パパは遅くに帰宅するし、この平日のお昼に4きょうだいもいる中で1人の子だけマンツーマン対応なんてできません。
長男だって、プライドがあるので、長女や次女には絶対に聞かれたくない悲しみ。
泣いていることすら見られたくない。
一方で、長女の嬉しい気持ちを褒めてやりたいし、次女の相手や、次男のおむつ替え、、そして、一番肝心な「お昼の用意」もしなくては、いけない・・・!
ただ言えることは。
今すぐ、しっかり長男の気持ちを受け止めることは、とてもとても重要なことだと思いました。
お母さん、ありがとう。。(涙)
自分をしっかり認めてくれる存在「祖母」
祖母は、小学校教師をしていました。
長男のような”変わった子”にも何人も接してきています。
祖母は長男に言うのです。
「あんたは、すごい賢いんや」
そして、こうも言うのです。
「小学校の頃に手のかかった子ほど、社会で大成してる」
「勉強ばかりでない、才能のある子もいっぱいいた。学校教育には限界があった」
これって、ピグマリオン効果!
祖母のすごさを実感するのでした。
笑ってすごそう!福笑い。