大学のルービックキューブ・サークルに参加・憧れの大学生から教わる
キューブの大会について問い合わせてみた
キューブを始めて半年の長男(小4)。
1分くらいのスピードで完成できるようになってきました。
この頃には、ルービックキューブ協会なるものがあって、ルービックキューブの大会があることを知りました。
「キューブの大会にでてみよう!」
出てみたい大会は、とある大学のルービックキューブ・サークルが主催しているらしく、そのサークルにメールで問い合わせてみました。
もちろん、本人がパソコンでメールを打ちます。
メールを打つのは、始めてなので、メール文の書き方、文章の書き方を学びました。
大学生からのお誘い
大学のルービックキューブ・サークルさんからのメールの回答は、こうでした。
・今年は開催しない
・その代わり、次は初心者向けの大会がある
さらに、「一緒にキューブしましょう!」とのお誘いがあったのです。
その大学生さんは、10秒は切っている凄技の持ち主。そんな速い人なんて、長男の憧れです。
それに、これまで、10秒を切るスゴ技を見たことがありませんし、一度、見てみたいと思っていた長男の目は輝きました。
夜、電車で一人の行き来
ところが、サークルがあるのは、平日夜。
しかも、大学は、自宅から50分ほどの場所にあります。
当然、私は他の3きょうだいの世話もあるので行けませんし、主人も仕事。
母 :「ごめん・・・一人で行ってもらっていい?」
長男:「いいよ!行く!」
好きなことをしに行くのですから、一人で行くのもへっちゃら。
少し、「自立」という言葉が浮かんだ瞬間でした。
自立と、自信、やる気・・・そして「憧れ」
長男には、この経験が大きな成長になりました。
<自立>
・夜に、電車で一人で行き来した
<自信とやる気>
・大学生という雲の上のような存在の人から教わった
・凄技を見た
・初対面の人と一緒にキューブをした
そして、やっぱり10コ上の大学生らと交流したこと、憧れの存在ができたことが何よりもの収穫でした。
好きなものがあるって、大事!
また、好きなことができるって、本当に大事だな、と思いました。
好きなことに邁進するためには、メールをうたなくちゃいけない、メール文の形式も覚えなくちゃいけない、電車も一人で乗らなければならない、初対面の人と交流しなくてはならない・・・などなど、いろんな「チャレンジ」がまるで枝のように出てきます。
枝が増えれば増えるほど、伸びれば伸びるほど、自信ややる気、自立につながっていくんだな、と気づきました。
母は「学校教育」にとらわれすぎていたかも・・・。
勉強は苦手、運動も苦手、音楽も苦手・・・。
「学校のありとあらゆること」が苦手な長男。
これまで、私は、「学校教育が大事」という固定観念にとらわれすぎていたような気がします。
好きなことから伸ばすのがいいんだという意味が、飲み込めていなかったな、と思いました。
私の中でも、「子育てとは」「教育とは」といった、何かが変わった出来事でした。
子どもから教わってるなぁ、と実感したのでした。
すごいキューブ!