発達2児と定型2児。4児の母のつれづれ

4児の母です。子どもたちをどう伸ばすか、育てるとはどういうことか、つれづれなるままに書き綴ります。長男・高専2年(書字障害、のび太)、長女・中3(不安気質な定型、出来杉)、次女・中1(コミュ力高く、情緒安定しまくり定型。ドラミ)、次男・小3(支援級、知的なしASD、バケラッタ)。

大学のルービックキューブ・サークルに参加・憧れの大学生から教わる

 キューブの大会について問い合わせてみた

キューブを始めて半年の長男(小4)。 

1分くらいのスピードで完成できるようになってきました。

 

この頃には、ルービックキューブ協会なるものがあって、ルービックキューブの大会があることを知りました。

 

「キューブの大会にでてみよう!」

出てみたい大会は、とある大学のルービックキューブ・サークルが主催しているらしく、そのサークルにメールで問い合わせてみました。

 

もちろん、本人がパソコンでメールを打ちます。

メールを打つのは、始めてなので、メール文の書き方、文章の書き方を学びました。

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大学生からのお誘い

大学のルービックキューブ・サークルさんからのメールの回答は、こうでした。

 

・今年は開催しない

・その代わり、次は初心者向けの大会がある

 

さらに、「一緒にキューブしましょう!」とのお誘いがあったのです。

その大学生さんは、10秒は切っている凄技の持ち主。そんな速い人なんて、長男の憧れです。

 

それに、これまで、10秒を切るスゴ技を見たことがありませんし、一度、見てみたいと思っていた長男の目は輝きました。

 

 

 夜、電車で一人の行き来

ところが、サークルがあるのは、平日夜。
しかも、大学は、自宅から50分ほどの場所にあります。

当然、私は他の3きょうだいの世話もあるので行けませんし、主人も仕事。

 

母 :「ごめん・・・一人で行ってもらっていい?」

長男:「いいよ!行く!」

 

好きなことをしに行くのですから、一人で行くのもへっちゃら。

少し、「自立」という言葉が浮かんだ瞬間でした。

 

 

 自立と、自信、やる気・・・そして「憧れ」

長男には、この経験が大きな成長になりました。

 

<自立>

・夜に、電車で一人で行き来した

 

<自信とやる気>

・大学生という雲の上のような存在の人から教わった

・凄技を見た

・初対面の人と一緒にキューブをした

 

そして、やっぱり10コ上の大学生らと交流したこと、憧れの存在ができたことが何よりもの収穫でした。

 

 

 好きなものがあるって、大事!

また、好きなことができるって、本当に大事だな、と思いました。

 

好きなことに邁進するためには、メールをうたなくちゃいけない、メール文の形式も覚えなくちゃいけない、電車も一人で乗らなければならない、初対面の人と交流しなくてはならない・・・などなど、いろんな「チャレンジ」がまるで枝のように出てきます。

 

枝が増えれば増えるほど、伸びれば伸びるほど、自信ややる気、自立につながっていくんだな、と気づきました。

 

 

母は「学校教育」にとらわれすぎていたかも・・・。

勉強は苦手、運動も苦手、音楽も苦手・・・。

「学校のありとあらゆること」が苦手な長男。

 

これまで、私は、「学校教育が大事」という固定観念にとらわれすぎていたような気がします。

 

好きなことから伸ばすのがいいんだという意味が、飲み込めていなかったな、と思いました。

 

私の中でも、「子育てとは」「教育とは」といった、何かが変わった出来事でした。

 

 

子どもから教わってるなぁ、と実感したのでした。

 

 

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 すごいキューブ!