大人の「○○したくない」の本当の理由
「何でもかんでも反対」族
子ども4人いると、さまざまな役を引き受けます。
PTA、保護者会、子ども会・・・。
そんな私ですが、発見したことがあります。
それは、「何でもかんでも反対」族がいるということです。
だいたい、そうした会の議決は、全会一致が原則なので、お一人でも反対されるとなかなか議論が進まないのです。
反対の方の理由は、この2つです。
1 大変だ
2 忙しい、時間がない
もちろん、この理由はめっ~ちゃくちゃわかるのです。
ほんとうに。
ただ、「何でもかんでも反対」族は、どんなものも反対にとどまるだけで、次に「どうすればいいか」がないのです・・・。
大人の「○○したくない」の本質
先日、そうした方と、雑談する機会があり、その反対の本質はこれもあるのではないかと思いました。
ワード&エクセル
そう、「パソコン」を使い切る技能なのです。
最近の引き継ぎ資料は、USBだったり、オンラインストレージにあがっているワードやエクセルの資料です。
会計はエクセル、文書はワード。引き継いで運営するには、この2つの技能は必須です。
そして、同時にこれらをあまり使わない方には、すごくストレスになっているんじゃないかと思うんです。
例えばですが。
もし、前年の方が「ワード&エクセル」がすごくデキる方であれば、データがすごく複雑なものになります。
例えば、引き継ぎデータのエクセルに関数が使ってあったり、ワードも複雑な罫線やら表があったりします。
デキる方は効率があがるので、すべてよかれと思ってやるわけですが(実際に、間違いがないし、効率がいい)、ワード&エクセルが初めての人には、逆に効率が悪く、かつ、ハードルが高くなってるわけです。
ここで、素直に「できない!」と開き直ってくだされば、誰かが代わってくれたりするものなのですが、そういう方はたいてい、とても責任感がり、真面目な方だったり、また、さまざまな複雑な感情もあったりします。
つまり、素直に言えないわけです。
そして、それがストレスとなって、果ては「嫌です」「反対」というとてもストレートな言葉になっているんじゃないかと・・・。
子どものうちから、考えさせておこう!
そう考えているうちに、ふっと頭をよぎたんです。
これって、学習障害に当てはまる!
こんな感じ。
「書けません」
「計算できません」
↓
ストレス
↓
「嫌です」
「反対です」
これは、もう子どものうちから「なんでだろ」とか「どうすればいいかな」を考えるトレーニングをさせるしかないな、と。
ときには他人に甘えさせてもらって、他人に頼ったりすればいいですし、他の方法を考えたり、道具をうまく使い分けたりすればいいわけです。
もちろん、我が身にもいろいろあてまはります。仕事やらいろいろで。
無意識的にしてることもあると思います。
とにかく、自分の発言している言葉の裏には何があるのか・・・自分を客観的に見るのはとても難しいです。
ですが、ふとしたときに、思い起こしてみよう、そう思ったのでした。
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