自分のことは、名前で言う?「わたし」「ぼく」??
子どもは、自分のことを何といってますか?
子どもは、自分のことを何と言ってるでしょうか・・・?
いつごろ、呼び名が変わってきたでしょうか・・・?
- 私、俺、僕、自分
- 名前で言う(例:はなこ)
- ”ちゃん”づけで言う(例:はなこちゃん)
これ、心の幼さのバロメーターでもあるような気がするのです。
長男は、1年前の4年生まで「タロウ(仮)はね・・・」と、2の「名前で言う」から抜け出せませんでした。
2から1になったのは、4年生の最後のあたり。ここで、何か精神的に大きくなった気がします。
「『”ちゃん”をつけちゃいけない』って言われたの」
次女が2才の頃、こじんまりした私設保育園にかよっていた時期があります。
そこの”じいじ”が、徹底的にしつけてくださったことがこれ。
『”ちゃん”をつけちゃいけない』
それがとっても面白くって、こんな会話をしてました。
母 「あなたの名前は?」
次女「はなこ(仮)。」
母 「どうして?」
次女「じいじが”ちゃん”つけちゃいけないって言ったから。
”ワタシ”っていうの!」
幼い子は、自分は、”ちゃん”づけで呼ばれているから、”ちゃん”をつけてしまいがち。
そこを、自分のことは”ちゃん”と言わないんだよ、としつけてくださったのです。
しつけても、本人が変わろうとしないと変わらない
次女の場合、すんなり”じいじ”の言うことを受け入れて、呼称が変わってゆきました。
でも、長男の場合、小1の頃から呼称を変えることを伝えてましたが、なかなか変わりませんでした。
そのうち、、、。
母、途中から諦め、何も言わなくなってました。(ってか、日常の忙殺されて、忘れてた)
忘れててよかったんだと思います。
心がそこまで成長していないのに、精神的に大きくなってないのに、ずっーと、母からグジグジ言われるのも、嫌なものですから。
そこで、母、学習したこと。
どんなに親が変えようとしても、子どもの成長のタイミングがずれてれば、変えられない。
次女は、たまたま成長と忠告のタイミングが合っただけ。
長男は、タイミングがずれてただけ。
子どもは、いつか大きくなるもの。いつまでも、子どもではないし。
その成長は、子どもそれぞれが持っているものに委ねるしかないのかな、と思ったのでした。
成長には、凹凸がいっぱい!