発達2児と定型2児。4児の母のつれづれ

4児の母です。子どもたちをどう伸ばすか、育てるとはどういうことか、つれづれなるままに書き綴ります。長男・高専2年(書字障害、のび太)、長女・中3(不安気質な定型、出来杉)、次女・中1(コミュ力高く、情緒安定しまくり定型。ドラミ)、次男・小3(支援級、知的なしASD、バケラッタ)。

「学ぶ」というアプローチが違う、長男と長女

「学ぶ」意味が違う、長男と長女

長男(小5)と長女(小3)は、兄弟とはいえ、タイプがまったく違います。

例えれば、のび太(長男)と、ドラミ(長女)みたいな感じ。

 

でも、もう一つ違うことが。

それはこれ。

 

・自主的に進んで調べたり・学ぼうとする(長男)

・学校以上のことはしない(長女)

 

ここの違いは、とても大きいと思うのです。

 

 

学ぶことが、「目的」か、「手段」か

長男の場合、学ぶ目的が手段になっていることがあります。

例えば、こんなかんじ。 

 

<長男の場合>

プログラミング「スクラッチ」をもっと極めたい

 ↓

極めてゆくと、英語が必要になってくる

 ↓

英語を学ぶ

 

 

ところが、長女は、こうです。逆。

 

<長女の場合>

学校の勉強を学ぶ

 ↓

視野が広がって、興味がわくことがでてくる

 ↓

極めたいものが見つかる??

 

 

学ぶことが目的の子は、教えられたこと以上はしない・・・?

ほとんどの子どもは、後者なような気がします。

「好きなことが見つからない」「勉強をしない」という子は、後者タイプなのではないでしょうか。

 

 

そういう私も、後者タイプでした。

「学ぶ」ことが目的になっていました。その先にあるものを想像していませんでした。だから、テスト勉強はするけど、それ以外のことはしない。

 

でも、中学時代、英語だけは、真剣に頑張りました。

理由は、トム・クルーズにファンレターを送りたい」から。

中1くらいだったかな、中学で一番難しいと言われる、関係代名詞を使って「Dear Tom」とかいう書き出しで、筆記体で書いた記憶があります。トムのためなら、何でも必死(笑) 教科書で教えてもらう順番なんて関係なく、まるっと学ぼうとするわけです。

ありがとう、トム(遠い目)

 

 

・・・脱線しました。。

 

何がいいたいのかというと、

「学ぶ」だけが目的の人は、教えてもらうこと以上はしようとしないんじゃないかと思うのです。(”学ぶ喜び”を感じていれば別かもしれませんが)

 

 

好奇心は、大事・・・かも!!

一方。

前者タイプの子は、学ぶモチベーションが違うような気がします。好奇心が先に立つからです。

好奇心ほど、人間を成長させるものはないと思います。

どんなに地頭がよくても、どんなに才能があっても、すべての物事は「自分から知りたいと思うこと」が大事なんじゃないかと思うんです。好奇心。

 

 

学問だって、もとの原点はここだったはず。

 

宇宙の先には何があるのか、とか

私たちの体は何でできてるのか、とか、

どうやったら相手にわかりやすく文を書いたらいいのか、とか。

 

何かを知りたいために、何かの勉強をする。

教育カリキュラムは、そこを短い道のりで行けるよう、よく練られているなぁと思うのです。