発達2児と定型2児。4児の母のつれづれ

4児の母です。子どもたちをどう伸ばすか、育てるとはどういうことか、つれづれなるままに書き綴ります。長男・高専2年(書字障害、のび太)、長女・中3(不安気質な定型、出来杉)、次女・中1(コミュ力高く、情緒安定しまくり定型。ドラミ)、次男・小3(支援級、知的なしASD、バケラッタ)。

NHKスペシャル「発達障害」をみた。母、大絶賛!

発達障害」が、NHKスペシャルで取り上げられてた!

とうとう、NHKスペシャルで、このネタが取り上げられてて、びっくり!

 

これまで「ウワサの保護者会」とか「ハートネットTV」とかでは取り上げられたけれど、今回、NHKスペシャルとして取り上げられたのには、とっても衝撃でした・・・!

 

長男よ、いい時代に生まれたな(笑)

 

 

「そうだよ!」「そのとおりだよ!」「ようやくわかってくれたか!」を連呼

テレビを見ながら、母、

「そうなんだよ~」

「そのとおりだよ~」

「(科学的に解明されてて)やっぱり、そうだったのか!思った通りだ!」

の連呼。

 

特に、読字障害の見え方の部分。

これまで、親として、近くで見ている者として、「脳内はこうなってるんだろうな~」と想像していたのがそのまんまで、共感の嵐でした。

世の中には、読むのが早い子、速読できる子、目と脳の機能がめちゃくちゃ鋭い子がいるのだから、逆にめちゃくちゃ遅い子もいる、というのは、想像に難くないと思います。

 

書くのだって同じ。

速く書ける子がいるのだから、やたら遅い子がいるのなんて、当たり前。

 

ってか、世の中の発達障害をもつ親御さんは、改めて言われなくても、想像でわかってたと思う。

子どもを毎日、見ていれば、わかる。

 

いや~、放送してくれてうれしかったわ~!

BS契約は継続するし、ワンワングッズもまた買うよ、NHKさん!

 

 

取り上げられてた方は、かなり強く出ている方?

取り上げられてた方は、かなり特徴が強くでている方のようでした。

もう、ご本人もかなりお悩みのようで、これまでどれだけ大変だったか、その親御さんも含めて、いろいろ想像をめぐらし、しんみりしてしまいました。

 

途中、マジョリティとマイノリティの議論になっていたかと思うのですが、それもとても共感しました。

今の社会は、マジョリティの人たちの社会です。

マジョリティの人が、マイノリティに「私たちに合わせなさい」というのは、なかなか難しいものです。

 

ついでに、二次障害のことも取り上げられていました。

精神的にこたえてしまっていらっしゃるご本人、ご家族のことを思うと、胸が本当に痛みました。

 

 

 

発達障害は、社会にとって大切な存在!

私は、発達障害は、社会の進歩には大切な存在なんじゃないかと思います。

 

社会は2割、リードする人、牽引する人で構成されてると言われてます(パレートの法則)。会社でも、サークルでも、クラスでも、PTA、保護者会、子ども会でも、そうではないでしょうか。保護者会役員10人が全員、ワンさか意見ばっかする人だと本当に収拾つかないです・・・(涙)

 

つまり、みんなが「普通の人」だと、社会は進歩しないし、保守のままです。

2割、変わった人がいれば、変化・進歩する。

 

そのためには、脳機能が違っていないといけないんじゃないか、と。

 

 

ただ、発達障害は2割ではない。15人に1人(NHKスペシャルで)。

それよか、左ききの出現率(11%)の方が近い。

この数字、何か意味があるのかな?と思います。今の謎です・・・。

 

 

発達障害は、人間の進化かもしれない・・・?!

昔、発達障害の同級生のママさんが、衝撃的なことを言ってました。

 

「私、発達障害は、人間の進化だと思ってるの」

 

そっか!

そういうことも考えられるんだ!!

 

人類の進化の過程・・・。

 

まだまだ脳機能が進化しているということなのかな、と。

 

なんだか、この言葉もしっくりきているんです。

 

 

発達障害」という言葉が広まり始めたのは、この10年くらい。

まだまだわからない部分もあるだろうし、どう対応したらいいのか学校も社会も模索している段階だと思います。

 

今後も、いろいろ、柔軟に考え、柔軟に対応できたらなぁと思います。