なわとび&大なわとび、ヤミ練習!! 発達性協調運動障害ゆえの、不器用さ
発達性協調運動障害も併発してます
長男は、LD(書字障害)ですが、発達性協調運動障害も併発しています。
なわとび、スキップ、鉄棒、跳び箱・・・体育はほぼ苦手だらけ。
ボールをまりつきのようにする遊び「あんたがたどこさ♪、ひごさ♪」の「ひごさ♪」の部分(片足でボールをまたぐ)は、今でもできないと思います。
別に、苦手ならそれはそれでいいのですが、なわとび、特に、大縄跳びは集団のスポーツなので困るんです。
そこで、2年生のとき、なわとび強化週間を作ったのでした。
毎日、特訓です!!
まずは、「なわとび1回」。特訓です!
まずは、なわとびで「前回りの1回を跳ぶこと」。
これがなかなか跳べないのです。
なわが上に回っているときに、一緒に跳ぶので、なわが下に行くときには、ふんづけてしまう、という具合。
このころは、まだLD(学習障害)であることはわかっていなかったので、「本当、不器用だな」といろいろ傷つける言葉をあれこれ言ってました。
「発達性協調運動障害」であることは、まだよくわかっていなかったんです。
母も一緒に。毎日、夕方に猛特訓
毎日の練習は、もともと苦手だし、だんだん飽きてくるものです。
そんなときは、母も一緒になわとびの練習をしました。
他きょうだいの面倒を見ながら、一緒に跳びます。ダイエットです。
何事も、毎日していれば、少しづつ上手になるものです!
1週間ほどで、スムーズに前回りができるようになりました。
跳び方は、とてもゆっくりですが、何とか数回、とベるようになりました。
次は、大縄跳び。跳ぶタイミングを猛特訓
次は、おおなわとび。
学校で、クラス対抗の大縄跳び大会があるらしく、毎回、長男が縄を止めてしまっているらしいのです。止めるたびに、友達からの冷たい目線があるのだとか(笑)
あまりに下手なので、本人の希望で「回す側」にもチャレンジしたそうなのですが、回すのも不器用すぎてうまく回らず、結局、「飛ぶ側」になりました。
これは、跳び方を練習しなくては、いけません・・・!
足あとを、チョークで書いて、跳ぶタイミングをひたすら教える
あれこれ考えた練習法は、
・右足、左足かの、足あとをチョークで書き
・跳ぶタイミングになれば、母が「ハイ!」と言う
ただ、これをひたすら練習しました。
2週間くらいでしょうか。
ようやく、すんなり跳ぶことができるようになりました。
数日後・・・。
「(学校で)連続で跳ぶことができるようになったよ」
と笑顔で報告を受けました。
何でも習得には、人より長くかかるのだなぁと、粘り強く取り組まなければなりませんね。
でも、親としては、本当に一つひとつの壁を乗り越えるのが、大変です・・・。
今でも、なわとびは得意ではありません。
二重跳びができないし。
でも、前とびと、大縄跳びができれば、合格だと思っています!!
ミッション完了!
そういえば、お手玉も苦手でした。
これも、発達性強調運動障害の一つなんだろうな。