発達2児と定型2児。4児の母のつれづれ

4児の母です。子どもたちをどう伸ばすか、育てるとはどういうことか、つれづれなるままに書き綴ります。長男・高専2年(書字障害、のび太)、長女・中3(不安気質な定型、出来杉)、次女・中1(コミュ力高く、情緒安定しまくり定型。ドラミ)、次男・小3(支援級、知的なしASD、バケラッタ)。

なわとび&大なわとび、ヤミ練習!! 発達性協調運動障害ゆえの、不器用さ

発達性協調運動障害も併発してます

長男は、LD(書字障害)ですが、発達性協調運動障害も併発しています。

 

なわとび、スキップ、鉄棒、跳び箱・・・体育はほぼ苦手だらけ。

ボールをまりつきのようにする遊び「あんたがたどこさ♪、ひごさ♪」の「ひごさ♪」の部分(片足でボールをまたぐ)は、今でもできないと思います。

 

別に、苦手ならそれはそれでいいのですが、なわとび、特に、大縄跳びは集団のスポーツなので困るんです。

 

そこで、2年生のとき、なわとび強化週間を作ったのでした。

毎日、特訓です!!

 

 

 

まずは、「なわとび1回」。特訓です!

 

 まずは、なわとびで「前回りの1回を跳ぶこと」。

これがなかなか跳べないのです。

なわが上に回っているときに、一緒に跳ぶので、なわが下に行くときには、ふんづけてしまう、という具合。

 

このころは、まだLD(学習障害)であることはわかっていなかったので、「本当、不器用だな」といろいろ傷つける言葉をあれこれ言ってました。

 「発達性協調運動障害」であることは、まだよくわかっていなかったんです。

 

 

母も一緒に。毎日、夕方に猛特訓

毎日の練習は、もともと苦手だし、だんだん飽きてくるものです。

 

そんなときは、母も一緒になわとびの練習をしました。

他きょうだいの面倒を見ながら、一緒に跳びます。ダイエットです。

 

何事も、毎日していれば、少しづつ上手になるものです!

1週間ほどで、スムーズに前回りができるようになりました。

跳び方は、とてもゆっくりですが、何とか数回、とベるようになりました。

 

 

次は、大縄跳び。跳ぶタイミングを猛特訓

次は、おおなわとび。

学校で、クラス対抗の大縄跳び大会があるらしく、毎回、長男が縄を止めてしまっているらしいのです。止めるたびに、友達からの冷たい目線があるのだとか(笑)

 

あまりに下手なので、本人の希望で「回す側」にもチャレンジしたそうなのですが、回すのも不器用すぎてうまく回らず、結局、「飛ぶ側」になりました。

 

これは、跳び方を練習しなくては、いけません・・・!

 

 

足あとを、チョークで書いて、跳ぶタイミングをひたすら教える

あれこれ考えた練習法は、

 

・右足、左足かの、足あとをチョークで書き

・跳ぶタイミングになれば、母が「ハイ!」と言う

 

ただ、これをひたすら練習しました。

 

2週間くらいでしょうか。

ようやく、すんなり跳ぶことができるようになりました。

 

 

数日後・・・。

「(学校で)連続で跳ぶことができるようになったよ」

と笑顔で報告を受けました。

 

 

何でも習得には、人より長くかかるのだなぁと、粘り強く取り組まなければなりませんね。

でも、親としては、本当に一つひとつの壁を乗り越えるのが、大変です・・・。

 

 

今でも、なわとびは得意ではありません。

二重跳びができないし。

 でも、前とびと、大縄跳びができれば、合格だと思っています!!

 

ミッション完了!

 

 

 

 

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そういえば、お手玉も苦手でした。

これも、発達性強調運動障害の一つなんだろうな。