発達2児と定型2児。4児の母のつれづれ

4児の母です。子どもたちをどう伸ばすか、育てるとはどういうことか、つれづれなるままに書き綴ります。長男・高専2年(書字障害、のび太)、長女・中3(不安気質な定型、出来杉)、次女・中1(コミュ力高く、情緒安定しまくり定型。ドラミ)、次男・小3(支援級、知的なしASD、バケラッタ)。

母、ゴーストライターになる! 2分の1成人式の作文

もう一つ、苦手なもの・・・作文!

4年生のとある日、先生から、電話がありました。

「申し訳ないのですが、授業参観で2分の1成人式というのをしまして、それに向けて、生い立ちの文集を作ったり、両親への感謝の作文を朗読するんです。〇〇〇さん、まだすべて白紙なものでして、ご自宅で手助けいただけないでしょうか。」

 

でた!作文!

彼の「3大・苦手モノ」の一つです。漢字、そして作文

 

これは、大変なミッションになりそうです。

 

 

まずは、「両親への感謝の気持ち作文」。もう、母が書いたった・・・

まず、本人の気持ちをヒアリング。私がノートにまとめました。

 

そして、文章を起こすのですが、

「何を書いたらいいのかわからない」

と何度もパニックに。

 

「大丈夫、書けるから」

「わからない」

 

この繰り返しに。

 

でも、仕上げなくてはなりません。

なぜなら、保護者全員が見ている前で朗読することになっているから。

 

このままでは埒があかないので・・・私が、ゴーストライターになったのでした。

両親への感謝の気持ちを、母が書くという謎な結果です(笑)

 

 

次の、生い立ち作文を書くノートも大変なのだった!

次は、生い立ち作文です。これも、本人の気持ちをヒアリングし、母が文章を作成。

ところが、書く段階になって、困ったことが起きました。

 

生い立ち作文を書くノートが書きづらかったんです。

 

この左のノートのどこが大変か、わかりますか・・・?

書字障害の子には、とっても厳しいノートなのですが。

 

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  ↓

  ↓

 

  ↓

  ↓

 

答えは、ノートがマスメでないこと。

 

罫線のみのノートは、書くのがとても苦手なのです。

文字バランスを考えながら書くのが、とても難しいのですね。

 

 

感謝の手紙に続き、あまりの苦行に、書きながら、パニックになる長男。

だって、6ページもある長編なんです・・・。

 

「仕方ないなぁ」と、後半は、母が左手で書いたのでした。

 

 

とにかく、大変だった、2分の1成人式に向けての作文。

長男は、何度もパニックなるわ。

私も、逆ギレで怒ってしまうわ・・・。

 

 

何なんだろう・・・このイベント。

私たちの小学生のころって、なかったし、少子化だからかな、ちょっと子どもを大切にしすぎ感ありの、赤ちゃんの「ハーフバースデー」的な、ちょっとブームかな?感たっぷりな気が・・・。

(中学校では立志式ならありましたが、それは保護者は参観してなかったような気がします。)

 

 

そのうち、5歳とか15歳とかで、「4分の1成人式」とか出てくるんではないかと、本気で思ってしまったのでした。(15歳は立志式か。 すでにあるやん!)