母、ゴーストライターになる! 2分の1成人式の作文
もう一つ、苦手なもの・・・作文!
4年生のとある日、先生から、電話がありました。
「申し訳ないのですが、授業参観で2分の1成人式というのをしまして、それに向けて、生い立ちの文集を作ったり、両親への感謝の作文を朗読するんです。〇〇〇さん、まだすべて白紙なものでして、ご自宅で手助けいただけないでしょうか。」
でた!作文!
彼の「3大・苦手モノ」の一つです。漢字、絵、そして作文。
これは、大変なミッションになりそうです。
まずは、「両親への感謝の気持ち作文」。もう、母が書いたった・・・
まず、本人の気持ちをヒアリング。私がノートにまとめました。
そして、文章を起こすのですが、
「何を書いたらいいのかわからない」
と何度もパニックに。
「大丈夫、書けるから」
「わからない」
この繰り返しに。
でも、仕上げなくてはなりません。
なぜなら、保護者全員が見ている前で朗読することになっているから。
このままでは埒があかないので・・・私が、ゴーストライターになったのでした。
両親への感謝の気持ちを、母が書くという謎な結果です(笑)
次の、生い立ち作文を書くノートも大変なのだった!
次は、生い立ち作文です。これも、本人の気持ちをヒアリングし、母が文章を作成。
ところが、書く段階になって、困ったことが起きました。
生い立ち作文を書くノートが書きづらかったんです。
この左のノートのどこが大変か、わかりますか・・・?
書字障害の子には、とっても厳しいノートなのですが。
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答えは、ノートがマスメでないこと。
罫線のみのノートは、書くのがとても苦手なのです。
文字バランスを考えながら書くのが、とても難しいのですね。
感謝の手紙に続き、あまりの苦行に、書きながら、パニックになる長男。
だって、6ページもある長編なんです・・・。
「仕方ないなぁ」と、後半は、母が左手で書いたのでした。
とにかく、大変だった、2分の1成人式に向けての作文。
長男は、何度もパニックなるわ。
私も、逆ギレで怒ってしまうわ・・・。
何なんだろう・・・このイベント。
私たちの小学生のころって、なかったし、少子化だからかな、ちょっと子どもを大切にしすぎ感ありの、赤ちゃんの「ハーフバースデー」的な、ちょっとブームかな?感たっぷりな気が・・・。
(中学校では立志式ならありましたが、それは保護者は参観してなかったような気がします。)
そのうち、5歳とか15歳とかで、「4分の1成人式」とか出てくるんではないかと、本気で思ってしまったのでした。(15歳は立志式か。 すでにあるやん!)