発見!自由研究は、プレゼン力だった
夏休みの自由研究、真剣に頑張った
4年生の夏休み、スーパーの食材で発芽実験をしました。
本人がやりたかった実験です。
研究期間は1か月。
・発芽実験 2週間
スーパーで「種」探し。果実なのか、種なのか。食材の部位を調べる
30種類の種を、鉢植え(これ、めっちゃ大変)
毎日水やり・観察
・標本制作 10日間
発芽したものを標本にする
毎日、新聞紙を取り換え
・文章のノートの下書き、模造紙下書き、清書 1週間
彼にとっては一番大変な作業。山場
文章が苦手なわけだから、最後のまとめ作業に時間がかかります。
夏休みまるっと自由研究です。。
でも、本人がしたいことですから、真剣に楽しくとりくんでいました。
あと、本人にも、私にも、ちょっと邪な目的「学年代表に選ばれたい」というのもあったのです。
生き物を扱う研究だったので、だんだん、きょうだいみんなも、私たちも植えた種や芽が愛おしくなってきました。
子どもたちは、発芽すると、トトロのさつき&メイみたいに、すごく喜んでいたりも。
発芽という不思議に感動した研究でした。
文字を書くことの困難さ
一番のネックは、やっぱり「文字」でした。
改めて、「おいおいおいおい!」という、予想通りの出来事にぶつかるわけです。
「カタカナを間違える」
→誤字が多い。「ポップコーン」とか。
「文字を小さく書けない、マスメ通りに書けない」
→模造紙は枚数が限られてるので、収まりきらない
「文章作成は私がフォロー」
→本人が考えてることを、まとめる
ただ、本人は、楽しかったらしく、最後まで根を上げることなく、書いていました。
ですが、・・・親、かなり疲れました。。
もう来年は、協力しないぞ。。
力作がそろう、小学校の自由研究
そもそも、こんなに自由研究を頑張ったのは、研究自体がしたかったことと、「学年代表に選ばれたいな」という邪な心もあったんです。
毎年、我が小学校では、学年に1人か2人は社会科系と、理科系それぞれ代表で選ばれます。それに選ばれたいなと思っていたようです。
親の私も、6年間の小学校生活で、何か一つ選ばれることで自信をもってもらいたいな、とも思ってたりしました。「小学生なんだから、何か一つは、そういう経験あるんちゃう?」と。
結果は・・・他の子が選ばれました。
正直、引き目に見ても、研究内容、意義はかなりよかったと思っています。研究期間は一番長いはず。ですが、一番はここでした。
他の子の自由研究は、どれもがすばらしい文章力、構成力だったんです。
特に、色づかい、写真・スケッチの使い方が秀逸!!
そう、母は発見してしまったんです。
自由研究とは・・・。
研究内容もさることながら、3枚の限られた紙面(模造紙)に
・いかに、上手にわかりやすく表現し
・的確な流れで、結論に導くか
ということに。
つまり、プレゼン力。。
一番苦手なジャンルやんけ!
ちなみに、これも思いました。
「我が子の成長とともに、他の子も成長してるんだよ」
と・・・。もうあのプレゼン力には、長男はとてもかなわないと思いました。
というわけで、鉛筆を使うジャンルは厳しいと、心から悟った私なのでした(笑)
おまけクイズ! スーパーの売り物で、発芽したのは?
Q スーパーの売り物で、発芽したものは?(複数可)
乾燥大豆
玄米
ポップコーンのもと(たね)
メロン
マクワウリ
すいか
乾燥小豆
りんご
↓
↓
↓
↓
↓
↓
答え:全部!
スーパーの食材・袋詰めされてる食材といえども、生きているんですね!!
火を入れる瞬間に、その「生き物」は死んでしまってることを発見しました。
子どもを通して、私たちは、普段、生きているものを「いただいてる」、「命をいただいてる」ということを改めて知ったのでした。
長男よ、ありがとう!!