発達2児と定型2児。4児の母のつれづれ

4児の母です。子どもたちをどう伸ばすか、育てるとはどういうことか、つれづれなるままに書き綴ります。長男・高専2年(書字障害、のび太)、長女・中3(不安気質な定型、出来杉)、次女・中1(コミュ力高く、情緒安定しまくり定型。ドラミ)、次男・小3(支援級、知的なしASD、バケラッタ)。

母、通知表を改ざんする!通知表、改ザンノススメ。

母、通知表を「改ざん」したった!

年2回、長男が落ち込む日

子どもたちの小学校は、2学期制です。前期と後期。つまり年2回、通知表を持ち帰ってきます。

この日は、長男が「落ち込む日」です。

 

頑張っても、頑張っても、「評価は低い」

絶対評価だったとしても、頑張っても、頑張っても、学年があがるたびに難易度もあがってゆきます。

また、相対評価だったとして、頑張っても、頑張っても、定型の子にはなかなかかなわない。努力しても、定型の子も同時に成長しているんです。当然です。

 

でもって、母、生活面の評価を加筆してみました。それが、これ↓

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「給食の完食&おかわり」!!

彼の一番得意分野です!!

(※先生に了承済みです。)

 

 

公徳心とか大事だけど、「給食完食」も大事じゃね?

そもそも、あれだけ「残さず食べなさい」「残さず食べてえらいね」と幼い頃から、祖父母や父母、幼稚園の先生から、しつけされてるのに、この項目がないなんて、おかしいやん!と。

 

なんか、大人の私も、子どもも、評価基準に囚われすぎてない?と。

もちろん、この評価基準ってアリはアリだと思います。長い教育の歴史・ノウハウから、ここにたどり着いたものだし、正しい評価内容だと思います。

学校にぴったりはまる大多数のフツーの子に、すごく的確な評価になってると思うんです。

 

でも、学校からはみ出してしまっている子には、合わないような気がするんです・・・。全部、鉛筆を使うものだし。鉛筆という高い壁があるから、全教科、苦手だし。。生活面でもそう。心が幼い上に、自信を無くしていったりするから、なかなか評価をもらえません。

 

それに、大人の世界でも、同じようなことが多々あるわけです。

例えば、とある集団だったら自分は役立たないけど、別の集団だったらみんなから感謝されてる、とか。

 

 

小さなことですが、私なりの通知表へのアンチテーゼでもあります・・・!

 

 

そもそも、通知表の評価で、将来が決まるわけではない

そもそも通知表というのは、紙きれ。

人間の生き方を評価するものでもなし、将来がこれで決まるわけでもなし・・・!

動じる必要なんてないわけです。

 

実は、私の母(おばあちゃん)は、小学校の先生だったのですが、通知表での評価には限界があること、先生一人が、ほんのわずかの違いの能力にすぎない子どもを大きく評価することに、限界を感じていたそうです。

しかも、小学校で、通知表がさんざんだった子どもに限って、そのほとんどが社会に役立つ人間になっているのだとか。

 

 

 

評価に一喜一憂せず、

「こんなもん、ただの紙切れや!」

「評価してないこともあるから、お母さん、書いとったるな」

そういいながら、加筆したのでした。

 

 

長男、もちろん、励まされていました。

 

 

通知表の改ざん、おすすめします・・・!!

 

※ただし、これは4年生まで。5年生からは、ちょっとあり方が変わってくると思います。