発達2児と定型2児。4児の母のつれづれ

4児の母です。子どもたちをどう伸ばすか、育てるとはどういうことか、つれづれなるままに書き綴ります。長男・高専2年(書字障害、のび太)、長女・中3(不安気質な定型、出来杉)、次女・中1(コミュ力高く、情緒安定しまくり定型。ドラミ)、次男・小3(支援級、知的なしASD、バケラッタ)。

絵はつらいよ、自宅でするんだよ

学校での絵の作品は、白紙!

(以下、4年生の頃の話です。)


なんと、学校での絵の作品は、白紙であることが多かった長男。

参観日に行くと、長男の作品だけ飾っておらず、「??」でした。

 

理由は簡単。

デッサンできないから。

 

自分だけ廊下に作品が飾られてないのは、本人のやる気にも影響するだろうと、先生の了解のもと、絵画のあるときは、自宅で持ち帰って、仕上げさせました。

これ、3年生のときも、4年生のときも、何作品もやりつづけました。

 

その中で、「この方法よかったなぁ」というものを紹介します。 

 

想像するものなんて、絶対に描けない!

絵の課題は、「これまでで一番、うれしかったこと」。

こんな課題、無理です。

 

まずは、ヒアリングを開始。

長男「ない、わからない」

おいおいおい。

 

デッサンも苦手な長男ですから、想像する絵を描くなんて、とってもハードルが高い!

というわけで、「写真をそっくりそのまま写す」とすることにしました。

 

写真をそっくりそのまま模写、で解決!

長男は、板書は難しいですが、隣においた本をノートに書き写すことはできます。

これを応用すればいいんじゃないか、と考え、写真を写すことにしました。

 

母、ナイスアイデア!!

 

というわけで、写真を選ばせました。

こういうときに限って、いろんなものが写っている難しい写真を選んだするので、さりげなく「あ、こんな写真もあったよ~」と誘導します(笑)

 

そうして決まったのが、これ。

 

「小1のときに生まれた次男を抱っこしたとき」

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わかりやすくするため、母、写真をトリミングもしたりしました。

 

で、完成した絵がこれ。

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やったね!

 

色塗りは、学校でしました。

みんなに追いついて、ご機嫌に塗っていたそうです。

 

先生には本当に感謝です。

いつも、絵画の授業があるときは、事前に先生が電話で教えてくださいました。

「来週、(自宅で作品の下書きを)お願いします」と。

私は、当時、PTAや読み聞かせボランティア等、何度か、学校へ足を運ぶことが多かったので(放課後、机の中の「がさ入れ」もしていました)、コミュニケーションがスムーズに行けていたと思います。

本当に感謝です。

 

ミッション、完了!