発達2児と定型2児。4児の母のつれづれ

4児の母です。子どもたちをどう伸ばすか、育てるとはどういうことか、つれづれなるままに書き綴ります。長男・高専2年(書字障害、のび太)、長女・中3(不安気質な定型、出来杉)、次女・中1(コミュ力高く、情緒安定しまくり定型。ドラミ)、次男・小3(支援級、知的なしASD、バケラッタ)。

「おかあさんといっしょ」当選!次男、どうなる?

4人目の子にして、はじめて当選しました、「おかあさんといっしょ」。

 

長男、長女、次女と、くる月も、くる月も、月1回、ずっーと応募しつづけて(忘れてた月の方が多いけど)、ようやく当選。

 

めっちゃ感動。

4人、産んでよかった(遠い目)。

 

 

ただし・・・ちょっと不安がでてきました。

 

発達年齢2歳ちょいの次男。定型発達3歳の子たちに混じって、ちゃんと画面に映ることができるのか?!

 

保育園でも、保育士さんと手をつないでばっかりだし。

体操でも、最後尾・・・ってか園の隅っこで、まったく別のことをやってるし。

 

もうもう、不安  楽しみ で しか ありません。

 

また、報告できるときに(オンエア後でないといけないらしい)、報告します。

普通の子は、友達とプールに遊びに行くらしい。

3月の長男のクラスの懇談会の話です。

懇談会は、テーマの決まった雑談ということで、5人くらいの保護者で、ペチャクチャと話をしました。

 

テーマは、「遊び」。

 

そこで、わかったことは、普通の子は「電車で6駅の市営プールに、5,6人で遊びに行っている」(しかも男女混成ということ。

 

母、衝撃!!

 

5年生にもなれば・・・

プールに行くんかい!

電車で遊びに行くんかい!

男女一緒に遊びに行くんかい!

 

なんか、ツッコミだらけ。

とにかく、いろんな衝撃で、打ちのめされました・・・。

 

人に興味のない長男は、あまり友達と遊びに行くことに興味がないんですよね・・・。

 

 

 

ちなみに、私はというと、

秋葉原まで(片道1時間)電子工作部品を一人で買いに行っている」

と言うと、周囲が衝撃を受けていました。

 

どうやら、都心まで子ども一人で出かけさせることがないらしい。

 

いやいやいやいや・・・。

皆さんの方がずっと衝撃なんですけど・・・。

 

長男のような子を育てていると、母の価値観がズレるのかもしれません。

とにかく、「下の妹2人(定型)のためにも、今後も懇談会、できるだけ時間を作って出席しよう!」と心に決めたのでした。

お友達の物を、持ち帰る・・・って、誤って入れた?故意に入れられた??

すでに6年生になった長男ですが、3年生のときにいろいろあったことで、気づいてしまった発見がありまして・・・。


長男、以前、よくお友達のものを誤って持ち帰っていたのですが、実は、

「長男が間違えて入れてしまった」
のではなく、
「第三者が、持ち主へのいたずら目的で入れた」
可能性もあるのではないかと思ったんです・・・。

 

あくまでも、「可能性」です。

 

つまり、クラスの誰かが、持ち主にいたずらしていて、さらに入れた持ち主を犯人に仕立て上げている、ということです・・・・。

 

おそらく、実行犯は、持ち主の困り顔、長男の困り顔を期待して、長男の持ち物に入れたはずなのですが、いかんせん、長男は、人に興味がなく、いろいろ鈍感な子なので、体操服は次の日に洗って返す、鉛筆は削ってちゃんと持ち主に返す、テストは結果を見なかったことにして返す、をしていたわけで・・・。実行犯が期待していた結果が得られなかったと思います。。困った顔をするとか、泣くとか、先生に怒られるとか・・・。

 

持ち主は、体育のときに体操服がなくて、困ったと思うのですが。

 


3年を経て、今ごろこうしたことに気づきました・・・。

 

ランドセルも机の中もぐちゃぐちゃだし、うっかり忘れ物もよくするし、とにかくどんくさい子だから、てっきり本人のせいと思い込んでいたのですが、そうではない可能性もあるかもしれない、、、と思ったのでした・・・。

 

 


これが、しっかり者の長女ならすぐに気づくのですが、長男だから気づかない・・・。ついつい自分の子のせいにしてしまう・・・。


これって、発達障害あるある、なのかな??

 

 

 

3年も経ているし、当時のことは、本人の記憶にもないし、母の記憶も薄らいでいるので、学校に相談して解決・・・なんてできません。

ただ、今後、こうしたことがあったら、「可能性」があることを念頭に入れておこう・・・と思ったのでした。

 

 

自らの常識を疑う、いろんな角度から考える・・・大事なことですね。

チャレンジタッチ、なんか・・・神・教材ですよ!!

ひさびさのブログです。

 

4月から、試しに、進研ゼミの、チャレンジタッチを始めてみました。

 

スマイルゼミ(ジャストシステム)と、チャレンジタッチ(ベネッセ)・・・。

いつもの私なら、後発のスマイルゼミを応援すべく、すぐに後発を選んでしまうのですが(後発企業とか、ジェネリックとか、価格破壊とか、頑張る二番手が大好物)、やはり、長い年月のノウハウって大事かもしれないと、フラフラっとベネッセを選んでしまったのでした・・・。

スマイルゼミ、ごめん。

 

なんか・・・すごい合ってる!

 

感想は、↑これ。

とにかく、合ってる。

 

合ってる理由はこれ。

  1. マス目が大きい
  2. 消しゴムを使う負担がない
  3. 書く負担が少ない
  4. マス目から外れると、「マス目にいれてね」とアナウンスがある(運筆力の向上)

 

勉強の習熟度も違うようです。

 

2番の「消しゴムを使う負担」・・・これ、大きいです。

今でも、消しゴムをどこに置いたかわからなくなってるし、消しゴムの使い方もめちゃくちゃだし・・・ほんと、めちゃくちゃなんです。

 

ほんと、今まで使っていなかったことに後悔するレベル・・・!

国語ではじめて裏表・100点を取りました!

というわけで、さっそく結果になって出てきました。

小学1年生から、国語で100点を取ったことがないのですが、今回、はじめて取ってきました。

 

驚愕!!

 

 

今まで黒板が見えていなかったんだ

やっぱり、思ったことは・・・「今まで黒板がよく見えてなかった」んだと思います。

視力とかでなくって、視る質のこと。

 

聴くだけではなかなか難しく、一方、黒板もよく視えない・・・授業で習得できずに終わっていたんだ、と気づきました。

教科書と、これまでの知識だけで乗り切っていたんだろうと思います。

 

 

チャレンジタッチ、毎日、とっても楽しそうに取り組んでいます。

 

大成功~!

 

 

写真を投稿  

 写真を投稿
今月のファイル利用量 0%
 
 
 
 

 

友達って、絶対にいたらいいもの?!

長男は、いつも「ひとりぼっち」。

先日、参観日でした。

 

長男、学校では相変わらず、「ぼっち」

放課後も、誰とも遊ぶ約束をしません。いつも「ぼっち」

 

そう、これは今に始まったことではないです。

幼稚園でも「ぼっち」でした。

 

クラスメートの友達の名前を知らないこともしばしば。

家でも、こちらが質問しない限り、友達の話はしません。

 

 

ちなみに、唯一、仲良く遊んでいる同世代は、またいとこの、1コ上のR君だけです。

これって、「友達」でなくて「親戚」。ですが、仲良しなので、我が家では「友達枠」です・・・。

 

母が、友達を我が家に誘ったりしたこともあったけど、変わらない・・・

長男は、友達と関わることをしない、ってか、そもそも人に興味がありません

母、「これはマズい!」と、小4くらいまで、お友達を呼んだり、わざと公園にきょうだいを引き連れて公園に行ったりと、いろいろやってきました。

 

でも、彼は変わらない・・・、、、。

根本的に「人に興味がない」!!

 

友達をつくることってそんなに大事?

そこで、気づいたんです。

「友達をつくることって、そんなに大事なのか?」と。

 

私達、マジョリティの人は、SNSのせいで、以前よりももっと、「友達いっぱいつくる病」「友達とかかわってないとダメ病」にかかってる。

 

入学前の歌「友達100人できるかな~」なんて、そもそも、マジョリティの発想の歌です。長男みたいなタイプのコには、ピンと来ない。

 

人間は集団的な生き物だから、ほとんどの人は、人間同士の繋がりを大事にする脳でできている。

でも、中にはマイノリティとして、友達をつくることに関心がなく、周囲の世界に感動していたり、没頭する世界にはまっていて、それが喜びっていう人もいる(はず!)。

 

長男は、遊ぶ友達はいないけど、毎日、一人でプログラミングや、電子工作、読書(ジャンルが偏ってる)、ルービックキューブをしていて、とっても幸せなんですよね。

 

マジョリティの人たちの価値観が、すべてが正しいわけではない。

ぼっちの長男を見て、

「友達がいなくてかわいそう」

「友達がいなくて寂しそう」

と思うのはどこか間違っていると思うのです。

 

人間関係は、誠実さがあれば合格

通級の相談に行った時に、こう言われました。

「友達同士の関わりがないと、これからが困ります。『これを言ったら怒るな』とか、『これを言ったら悲しむな』とかいった人間関係の勉強ができなくなります」
と。

 

いや、違う!

 

今は、こう思うんです。

「友達との関わりは、それほど大事なものではない」

「人間関係は、誠実さがあれば、何でも乗り切れる!」

 

人に興味がないから、緊張する舞台でも、緊張しない

人に興味のない長男には、メリットが。

 

人の視線を感じないから、「緊張しない」のです。

誰がどう思っているかに関心がないので、何かの大会でも、練習どおりの結果を出します。

例えば、ルービックキューブ。大会では、練習通りの結果を出します。「ベストタイムを出す」と言ったら、本当にベストタイムを出してきます。

 

ただし、「人に興味がない」には、デメリットもあります。

他人が「困っているかどうか」にも無関心なので、気づかずに平然としていることも。

もう、ここは経験と誠意でカバーでしょうか。

 

 

同じタイプの方、発見!

ちなみに、母、最近、同じようなタイプの人を発見してしまいました!!

宇野昌磨選手」です。

「人に興味がない」「友達がいない」発言や、「緊張しませんでした」なんかが、まさにそう。

 

「こんなところにーー!」っていう気持ちで、インタビューを聞きました。

 

「大舞台では緊張するもの」っていうのは、マジョリティの人が決めた価値観。

純粋に誠実にただひたすら競技に向き合っているだけだと思います。

 

言葉が足りずにうまく伝わっていないところも、なんだかソックリ!

でも、その誠実さから、決して悪意はないことが感じ取れます。

 

 

その類まれな才能と資質、そして誠実さに、長男もこうあってほしいという希望を重ねながら、テレビでのインタビューをガン見してしまったのでした。

父の生き方から、「発達障害」を考える。

発達障害は遺伝・・・?

私の勝手な想像なのですが。


発達障害が遺伝性のものかどうかと言えば・・・

耳あかがジクジクか、カサカサか、みたいな、はっきりとした優性・劣勢遺伝とかではない。はっきり確実に遺伝が表に出るわけでないけど、因子はもってる。しかも因子はいろんな種類がある」

ってな感じだと思ってます。

発達障害には、白黒はっきりしない、グレーゾーンがあるくらいですから、複数の遺伝子が複雑に作用してるのかな、と。

 

というのも、私の父は、発達障害の傾向があります。(私と主人、母、兄は、ほとんどないです。定型です。)

 

本人や親戚の話によれば、幼少期、

・発話は3歳過ぎてから

・切り替えが苦手でパニックになっていた

・ボールやなわとび、鉄棒が苦手

・人の顔色が読めず、思ったことを口にしてしまう

こんな感じの子だったそうです。

今だと、すぐに「1歳半検診で療育センター紹介」なはずです。

 

 

記憶力と空間認知に長けた父

ただ、父にはこうした長所もあります。

・記憶力がいい

・空間認知が強い(地図よみがうまい)

 

こういう特性あって、社会科の先生を勤めていました。無意識にそういう職業を選んだんだと思います。娘が言うのも何ですが、先生としての評価はかなり高かったらしく、父にとっては、天職でした。

 

なお、特技は「囲碁

とても強いです。
囲碁は、まさに、記憶力のよさと、空間認知が必要とされるもので、父にはぴったりのものでした。学生時代に出会い、メキメキと上達したらしいです。当然です。

 

 

苦手なことへの、ストレスと二次障害

ただし、父は、人の顔色が読めないので、リーダーシップをとったり、人をまとめたりするのが、苦手です。

「教えるのは上手だが、部下・同僚とのやりとりが苦手な先生」という立ち位置だったようで、40代から50代にかけて、管理職へ昇進してゆくにつれ、同僚や部下とのコミュニケーションに苦労していました。(今だとここからさらに「保護者とのやりとりも苦手な先生」というレッテルもつくかもしれません・・・。)

 

父は、顔色が読めずに、場に合わない発言をしてしまうことがあったそうですが、元来、温厚で人情厚い性格。悪意あっての発言ではないことや、日々の仕事への真摯な姿勢から、信頼で乗り切っていたところもあるようです。

 

ただ、父はストレスから大病を何度か患いました。

一命をとりとめたこともありました。

 

当時は、父の大病は、単純に「仕事上のストレスと、飲酒」とだけ思っていました。

 

今、思うと、根本の原因は、高血圧の遺伝もさることながら、「父の特性」もあったのではないかと考えています。

 

 

生涯何も知らずに、生きづらい人生を歩みつづけること。生き辛さを意識して生きること。

そう思うと、「発達障害」っていう言葉はいいなと思うんです。


もし、父の時代に、「発達障害」の考えがあれば、父は自分の特性を理解し、「コミュニケーションをどう変えてゆけばいいか」とか「自分の特性を活かした役職に就く」とかを、頭で理解して、もう少し楽に生きることができたのではないかと思います。

 

「自分はこういう脳の特性があって、努力ではどうにもならない」

「長所を活かして生きるのが得策」

「短所は方法を変えてカバー

この3つを理解して、実行していれば、もっと楽に過ごせたのではないかと思うんです。

 

 

父と同じような特性をもって生まれた、うちの2人の男子だち・・・。。
これから何十年も長く生きる、この子たちのために、父がどのような人生を歩んできたかを学び、その経験を生かしたいと思っています。

ひさびさです・・・次男(3歳)にグレーゾーン(境界域)の診断

ひさびさにブログします。

 

先月、次男(3歳1ヶ月)が、発達検査(新K式)を受けてきました。

結果は、2歳3ヶ月のグレーゾーン(境界域)。

わかってはいたのですが・・・前回より下がっていました。

 

「小学校では、普通級でない可能性もある」

とのことです。

 

「普通級でない・・・かも・・・ふーん、そうか・・・仕方がないかぁ。」

3月は、スルーしていたのですが。

 

4月から、保育園に入園しました

4月から、保育園に入園しました。
同学年は、約30人。ですが、同じ3才児クラスの子たちと比べると、明らかに何かが違う・・・。

 

もちろん、4人を育てているから、いろいろわかっているんです、、、次男は何かが違うって。

・教室の隅で一人でずっと車の車輪を眺めていたり。

・車を並べてることにこだわっていたり。

 

いろんな現実を見て、じわじわと心にくるんです。

「普通級でないかも」

という言葉が。

 

たとえ小1で普通級に入れたとしても、高学年でもっと複雑になってきたら、ついていけないかもしれない。

「普通級に入学」がゴールでなくて、その先にあるものを考えます。


この先に起こるであろうことを考える1ヶ月だったのでした。