眼鏡、何度も壊す!いろいろ対策したけれど・・・
「眼鏡、壊す事件」が、多発してた!!
長男は、2年生のとき、視力がガタリと落ち、眼鏡になりました。
幼稚園の頃から、本を読みだしたら、1時間くらいずーっと読んでいるので、そうした生活環境が影響したのだと思います。
2年生で眼鏡をかけはじめたものの、これがびっくりするくらいの頻度で、壊してきました。
- 1か月に1回はフレームを曲げてしまう
- 新品のメガネは、3週間後に破損
- 眼鏡の修理の間は、スペアのメガネを着用。ところが、修理が終わるまでにそのスペア眼鏡も破損してしまう・・・
なんだか、すごい頻度で壊すのです。
注意したり、扱い方を教えたものの・・・
注意したり、就寝前はメガネケースに入れたりさせたり、扱い方を教えたものの、破損するのは、いつも学校。
なかなか破損癖が治らないのです。
どうやら、授業中、鉛筆をかじる癖があったのですが、それが眼鏡をいじる癖に置き換わったのが原因なのです。
鉛筆だったら破損されても安いのですが、眼鏡はZoffでも、少なくとも5千円はするもの。
毎月、毎月、破損されたり、フレーム交換をするのは、負担でした。
考えた解決法が「5千円・ご褒美作戦」!
考えた解決法が、5千円・ご褒美作戦。
- 5千円を封筒に入れ、
- 母が「3か月、眼鏡を壊さなかったら、この5千円をおもちゃに買ってもいいよ」と長男に伝え、
- 一日一日を、長男自身がカウントダウンする
というもの。
「今日も一日、壊さなかった」と達成感があり、「頑張れば、高いおもちゃが買える」というインセンティブつき!
3か月は長いですが、他きょうだいとの手前もあり、この期間にしました。
お金で、習慣づけさせるのは、どうかな・・・と思いましたが。
眼鏡破損分の支払い・5千円で、物を大切にする習慣が身につくのであれば、それもよし、眼鏡はこの高いおもちゃと同じ値段だとわかるんじゃないか、と、あれこれ主人と相談して、一度、試してみることにしました。
結果は、3か月間だけの達成・・・だった
結果は、「3か月間だけの大成功」でした。
3か月、経ったら、気が抜けたのか、すぐに、破損・・・。
とはいえ、習慣がつき、頻度こそ少なくなりましたが、しばらくしてまた破損、を繰り返しました。
涙、涙、、ですが。
一時期でも、習慣がついただけでも、よかったのかもしれません(前向きに!)。
根本の原因は何?親の気を引くため?心が不安なため?
根本の原因を考えました。
1 親の気を引くため?
当時、第4子の妊娠・出産だったので、「親の気を引くため」かとも思っていました。わざと悪態をつくことで、親の気を引こうとしてるんじゃないかということです。
もちろん、そうした理由もあったと思います。
ですが、それだでは説明がつかないように思いました。
2 生まれもった気質?
↓これもあるんじゃないかと。
「生まれもった気質」。
何だかよくわからないけど、「不安な気持ち」です。
なぜなら、幼い頃から、ずっと何か不安な様子なんです。
それに、いつもソワソワしてる。
- 幼稚園のとき副担任の手をつなぎたがった
- 外出時、小4まで両親の手をつなぎたがった
- 鉛筆は歯形だらけ
- 水筒の紐をコチョコチョする
- 貧乏ゆすりをする
この2つの解決法は、「親の愛情」「心の成長」「時間」しかないんじゃないかと思いました。
親が愛情をかけながら、
心の成長を、
時間をかけて、
待つ!
眼鏡は、それまで何度か壊れることがあるかもしれないけれど、壊れるのはもう仕方ない、諦める。電気やガスと同じような生活必需品の出費とみなそう、と。
3年経った今も、不安になったら、触るものがあります
というわけで、あれから3年の間、何度か、眼鏡の破損がありました。
でも、今、眼鏡は、一切、破損しなくなりました。
よかった!
もちろん、眼鏡から置き換わったものがあります・・・
貧乏ゆすりでもなく、鉛筆ガジガジでもなく・・・
↓
↓
↓
毎日、カチャカチャして、腕を磨いています(笑)
最近は、左手で本を読みながら、右手で仕上げてます・・・。同時作業がいいらしい。
4人の中で一番、手がかかった子は?
乳幼児期に、一番、手がかかったのは、「長女」
乳幼児期に、4人の中で、一番、手がかかったのは、長男でないんです。
定型発達の「長女」。
とにかく、大変だった。
- スーパーで大の字
- 叫び声、泣き声がすごい(生来の大声の持ち主)
- 動きが俊敏
- こだわりが強い
- エネルギーがすごい
長女が2、3歳のころは、スーパーにほとんど行きませんでした。っていうか、行けなかった。
それに、何度、肩に担いで、電車から途中下車したことか!
声が高く、生来の大声の持ち主なので、それはそれは車内に響き渡る声でかんしゃくをおこしていました。
1歳半検診、3歳児検診なんて、待ち時間が長いものだから、もういつもどこかに行ってしまって、追いかけるのが大変・・・。
特に、3歳児検診は、赤ちゃんだった次女と、幼稚園年少だった長男もいたので、何だかよくわからない状態でした。映画で、注射を打つと、ぐったりするシーンがあるじゃないですか、あれがあればなーと本気で思ったりも(笑)
上の3人が、4歳-2歳-0歳と、5歳-3歳‐1歳は、本当に大変でした。
とにかく、長女の第一次反抗期が、ものすごい反抗期だったんです。
長男も、次男も、次女も、かわいいモンなんです。
そんな長女は、定型発達の子。学校教育の枠にぴったりはまってる
ところが、長女は「発達障害」ではないんですね。
むしろ、学校教育のワクにぴったり収まってる。
本当に、ぴったり。
発達障害だからといって、ものすごく手がかかる子もいれば、そうでない子もいる。
定型の子でも、ものすごく手がかかる子もいれば、そうでない子もいる。
ただ、言えることは、あの1~3歳の頃の長女は、明らかに、大変な時期だったということ。病名がついてても、おかしくないくらい。
そう、それほど大変な子だったからこそ、学校教育のワクにもものすごいエネルギーで収まる子なんじゃないか、と思うんです。
そうなると「発達障害って何だろう・・・?」とも思うのですが。
とにかく。
いろんな子がいるのだなぁと、今日もまた、「プロのママ」への道を邁進するのでした。
2歳4か月のころの長女。
キティちゃんの「ちゃんちゃんこ」が気に入りすぎて、コートを一切、着てくれませんでした。こんなの朝飯前。
クレーン現象、あります。おもちゃの車の車輪も大好き!
クレーン現象やってるよ!!
2歳3か月の次男、まだ言葉が2語(カンカン、パンパン)しかしゃべりません。
明らかに言葉が遅い。
それに、
しっかりクレーン現象が見られます。
母の手を引いて、指を使い、その名前を言わせたがります。
必ず、絵本の、自動車や、車、消防車、新幹線、トラック、踏切、トンネル・・・など、いわゆる「トミカ&プラレールの世界」の物を母に言わせたがります。
ただ、絵本は自分で持ってきます。
しかし・・・!私の手をわざわざ探し出して、人差し指を向けようとします、、、なんだか怪しい。
試しに、冗談で手をグーにすると、すんごい憤慨!
自分の手で指差しをすればいいのに、他人の手を使うなんて、、、なんだか怪しい。
こ、これは、、
もしかして・・・。
車輪も大好きだよ!!!
車輪も大好き。
車のおもちゃや、プラレールの、車輪をずーっと眺めているのが、大好きです。
一人遊びも、大好き。
兄弟がおおい環境だからか、お友達と触れ合ったりもしますが、基本は、一人遊びが大好き。友達と何かをするよりかは、いつも一人で何かをしたがります。
こ、これは、、、
もしかして・・・。
踏切がチカチカ光るのも大好きだよ!!!!
踏切も大好きな次男。光ったときは、大喜び。
でも、長男ほどは執着がありません。踏切をじっくり見ていても、周りの兄弟が「ダイスキ~(ベタベタ)」とか、チャチャ入れたりするので、集中が切れるからかもしれません。
ちなみに、長男も大好きでした。いつも踏切に付き合わされ、1時間もずーっと見たりしてたことも。踏切から離れようものなら、とってもお怒りで。それはそれは、ものすごい執着でした。
こ、これは、、、
もしかして・・・。
来週、心理士さんと発達の検査を受けます。
もしかして・・・もしかして・・・なんだか、また嫌な予感がするのでした・・・!
もう何も怖くないで。どーんと来なはれ~!
いろんな子どもがいること、そのお母さんの苦労もわかる、その瞬間。
とあるママさんの発言「なかなか、前をどかない子がいて・・・」
とあるママ同士の集まりでのこと。
夏祭りのヨーヨーのお店についての話題になりました。
保護者が出店するお店の話です。
あるママさん:
「ヨーヨーのお店をやってたとき、どうしても、ヨーヨーの前をずっとどかない子がいたの。
買うわけでもなく、ウロチョロウロチョロと。
お店に買いに来る子と混じってしまうから、困ってしまって。」
今の私なら、わかる。
もしかしたら、その子は、発達障害系の子だったんじゃないかと。
そのお店に執着していて、とにかく、ずっとヨーヨーを見ていたかったんじゃないかと。
「お母さんはどうしているのかな、と・・・」
さらに、言葉が続きます。
あるママさん:
「とにかく、この子のお母さん、ちょっとどうしてるのかなと思ったの」
今の私なら、わかる。
この子のお母さんの苦労が。
どこかでいつもお詫びを入れたり、どこかでいつも行動をチェックしていたり。
「もう行くよ~」と声掛けしても、執着していて、なかなか切り替えができなかったり。
子育てに疲れ切ってしまい、だんだん「迷惑してるかもの意識レベル」が下がってきて、「もう、この程度ならいいや」とも思ったり。
兄弟がいるとなおさら。「迷惑してるかもレベル」が、だんだん麻痺してきてくる。
お店の前でずっと美しいヨーヨーを見ているのも、「もういいや、見させてあげよう」レベルなのも、本当にわかる。
それに、ヨーヨーは、カラフルだもの。
子どもが、カラフルなヨーヨーをずっと見ていたい気持ちもわかる。
そして、それを放っておいてるお母さんの気持ちもわかる。
今の私なら、「ずっと見てていいよ」と邪魔にならないところでずっと見せてた・・・と思う
ヨーヨーは、いっぱいあると、色とりどりでとっても美しい。
水に浮かんでいるとなおさら。いろんな配色の組み合わせが水にのってゆらゆら動くのも、おもしろい。
こうした、美しいものに魅せられるのは、子どもならではの、純粋な気持ちじゃないだろうか。
彼の目には、色が違った感覚で見えているのかもしれない。画家タイプの。
そして、今、この瞬間、豊かな色彩感覚を培っているのかもしれないし、将来、その感覚がものすごくクリエイティブなところで活かされるかもしれない。
多分、私だったら、瞬時に、こう声掛けしてたと思う。
「きれいな色だよね・・・
ここでならみんなの邪魔にならないから、ここからなら、もっともっと、見ていいよ」
もちろん、発言したとあるママさんを否定するつもりじゃない。
ってか、それが普通の考え方。
他の子が、ヨーヨーを買うときに、邪魔になるかもしれないから。
みんなのために、やっていることだから、正しいと思う。いや、正しい。
でも、今の私なら。
「世の中にはいろんな子がいること」
「そして、その母の苦労」
がわかる。
その子のために、どうしてあげればいいかを考え、
他の子に迷惑がかからないよう、その場を工夫しようと思う。
子どもも、ヨーヨーといっしょで、いろとりどり。
子育てをして、自分の価値観が変わったな、としみじみ思った瞬間なのでした。
のび太君と、長男が、似すぎている件
のび太君は、学習障害?!
のび太君のドジっぷりって、ちょっと普通でない。
テストで0点をずっと取り続けているのって、ちょっと普通でない。
なのに、あやとりが天才的って、ちょっと普通でない。
これ、普通の子のダメっぷりでないような気がするんです。
のび太君と、長男は、こんなにも似ている・・・
のび太君は、長男と本当に似ている。
こんな感じ。
◆テスト
<のび太君>
いつも0点(ここまでだと、逆にアッパレ!)
<長男>
いつも半分か、それ以下(特に漢字は散々・・・)
◆運動
<のび太君>
運動が苦手(特に野球。投げたり、キャッチしたり、おそらく粗大運動系だと思う)
<長男>
運動が苦手(発達性協調運動障害)
◆時間管理
<のび太君>
遅刻ばっかり(時間管理ができない)
<長男>
遅刻はないが、何時に何をしたらいいかが頭にない(タイムスケジュールが抜けてる)
◆忘れ物
<のび太君>
「クラスで一番の忘れんぼ」byしずかちゃん
<長男>
忘れ物が多い・・・
◆特技
<のび太君>
あやとりが天才的にうまい(鉛筆を持たないものが得意、何か手を動かしていると落ち着くのでは?)
<長男>
ルービックキューブがやたら早い(25秒)(鉛筆を持たないものが得意、何か手を動かしていると落ち着く)
◆人にぶつかる
<のび太君>
道で石ころで躓いたり、犬のしっぽを踏んだりしてる、物によくぶつかる
<長男>
道ばたで人を避けるのが下手(人の動きを予見するのが苦手)
◆楽観的
<のび太君>
基本的にノーテンキ。(あれだけ叱られてても、学校が好き。担任からかわいがられてる)
<長男>
とっても楽観的。(つまづくことだらけだけど、学校が好き。担任からかわいがられてる)
ちなみに、ドラえもんともちょっと似てます。ここ↓
◆妹
<ドラえもん>
やたらしっかりした、できる妹がいる(ドラミ)
<長男>
やたらしっかりした、できる妹がいる(長女)
違うところは、「整理整頓」くらいかな?
逆に違うところは、このくらいかと。
◆整理整頓
<のび太君>
部屋がいつも整理整頓されてる(ドラえもんとママがいつも掃除している?)
<長男>
机、部屋はいつもぐちゃぐちゃ!(母、そこまで手が回らない)
のび太くんは、大人になったら、好青年となり、会社員として生計を立て、しずかちゃんと結婚し、ノビスケという子どももできて、しっかり自立・自活しています。
長男も同じように、大人になったら、しっかり自立・自活してくれればいいなぁと思います。
藤子・F・不二雄は、意図的にそういう子を描いてた・・・のかな?
長男は、漫画「ドラえもん」が大好き。(テレビは4人の子育てで慌ただしいので見てません・・・)
小学校の図書室に、ドラえもん全巻があるのですが、休み時間に、小2の頃から読破しており、すでに何度も繰り返し読んでいます。いつも一人でクスクス笑いながら、読んでいるらしい。
普段の会話の中にも、「暗記パンがあればいいのにな」とか「折り畳みハウスとかあればテントいらないね」とか出てきたりします。
もしかして、のび太の姿を自分と重ねるから、おもしろく読んでいるのかな、と思ったりします。
亡くなった藤子・F・不二雄は、経験的に、無意識のうちに、のび太というキャラクターを作っていたのでしょうか。
「学習障害」だの「発達障害」だの言われ始めたのは、最近のことで、藤子・F・不二雄はその随分前に亡くなっています(1996年)。
本当に天才漫画家だと思います。リスペクト!!
竹馬に乗れなかったのび太が、一生懸命、練習して乗れるようになった一コマ。いいシーンです!
長男の、なわとびが跳べなくて、毎日、練習した姿と重なります。
消しゴムを使ってほしい!
消しゴムを使えない・・・!
長男は、消しゴムを使うのも苦手です。
それには、いろいろ問題があって・・・
- 消すと紙がぐちゃぐちゃになる
消すときの力加減や、手の動きがわからない。 - 消しゴムがどこにあるかわからなくなる
すぐになくす。
こうした理由で、使うのが苦手です。
いつも消しゴムを使わずに、上から無理矢理書き直したりするので、文字が読めなかったりします。
まずは、消しゴムの使い方を教える
まずは、消しゴムの使い方を教えます。こんな感じ。
- まず左手をL字にして紙を押さえ、消したい場所を真ん中に。
- 消しゴムは、ガシャガシャ大きく力いっぱいに消さない。こちょこちょと小さい力で小さく動かして消す。
そうすると、紙がぐちゃぐちゃにならずに済みます。
消しゴムの使い方なんて、自分は教わったことがないのですが・・・こうしたことも、教えなくては、道具をうまく使いこなせません。
ちょっとイラっとくるところですが、そこは抑えて、抑えて、です。
消しゴムの置き場所を決める
次はこれ。「消しゴムの置き場所を、いつも同じところにする」こと。
肝心の消しゴムの場所がわからなくなっては、使えません。
特に、消しゴムはなくしやすい物。
なので、
必ず、右上に置く
と決めました。
でも、これ、なかなか守れないんですよね・・・。
何かいいアイデアがないものか、本当に考えあぐねます。
実は、まだなかなか消しゴムは使ってくれません。
すべて鉛筆で上から書き直していて、読めなくなっている状態・・・。
もともとのずぼらな性格がそうさせているのでしょうか。
とにかく、じっくり地道にするしかないなと思っています。
他の発達障害のお子さんは、どうされているのでしょうか、気になるところです。
ふせんクイズ・番外編 小1長女が作ったもの
毎日、作っているものを見て、真似始めた長女。
これらは、小1の長女が作ったものです。おもしろい!
おとうとは どれ?
かぶとむしは どれ?
きりんは どれ?